駅からの帰り道、寒さに震えながら歩いた。坂道で空を見上げたら、空一面に薄い雲。その先に透けて月が見えた。満月だろうか?雲は多いのだが、薄く、白い。なので、月に照らされ、空は明るい。雲の濃淡が波のようでも有り、模様のようでもある。なんとなく、薄い氷が張っているみたい。「氷の張った水面の下から月を見るとこんなカンジだろうか」漠然と考えた。”ずいぶんと詩人だなぁ”と苦笑いしながら家路へ急いだ。寒い夜もイイもんだ。