Dailyみぅこむ
2003年10月14日(火) |
それがハープというのなら |
もう2年も前になるけど、「うつくしま未来博」という福島で開催された博覧会に行ったとき、あるパビリオンに「ハープ?」があったんだよなあ。 実際、「?」で、音は鳴らなかったけど。 壊れていたんだよねえ。弦が切れてて。 どんなのだったかももう、記憶が定かじゃないんだけど、 展示用パネルに弦が数本張ってあっただけで、 どう見てもハープどころか楽器の姿でもないのに とにかく、それをハープと言い切る姿勢に 「わかった、わかったよ、ハープなんだな」と頷かずにはいられなかったのだけは 鮮明に覚えています。なんのこっちゃ。
それが一体何の展示だったのかが全く思い出せないんだ、これまた。 博覧会って言えば、それぞれの展示がいろんな新しい技術とかの発表なので この「ハープ?」も何かの発表だったんだろうけど、それが何の発表だったのか、 ほんとうに、それすら全く思い出せないほど、影のうす〜い存在だった。 (実際多くのお客さんも素通りだった。)
まま、とにかく、何かの展示だったわけだ。 で、ナイロン弦のようなものが、展示パネルに数本張ってあるそれに、 ごちゃごちゃと説明が書いてあったけど、こちとら混んでて疲れてて いちいちゆっくり読んでいる暇もなく。 とりあえず、弾こうと指を伸ばして、妙にタルんだ弦を弾いてみたけど、 そりゃもちろん、音はでない。 切れてたり、弛んでたりして、どれも音なんかでやしない。 きっといろんな人が弾いているうちにこうなっちゃったんだろうと思うけど、 パビリオン側も全く直す気はなかったのだろうか。 ちょっと残念な思いで、その場を立ち去ったあと、 腕力判定マシーンにチャレンジして、スタッフの方に 「すごい!女性でこんな数値はじめてです!」と誉められて帰ってきた。 なんだかなあ。
この頃もハープへの憧れは胸のそこにあったんだわあ。 という、お話。んん?
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