Dailyみぅこむ

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2000年10月20日(金) みぅこむ絶体絶命!


一週間って、経つの早いですねぇ。
先週はすっかりトホホ神に魅入られてトホホな一週間を送ってしまったわけですが、今週はどうでしょう?…うーむ。これといって代わり映えはしませんでしたねえ。今週も。特にトホホな出来事はなかったんですけど、
「あ、わたし死ぬ」って思った瞬間はありました。いやほんとに、一歩間違えば
「みぅこむ交通事故」という見出しの
Dailyみぅこむができちゃうところでしたね…あぶないあぶない(その状況で書けるかっ)。
水曜日、授業が終わって5時くらい。いつものように大学から自転車に乗って泉中央駅まですっとばしておりました。この帰り道はいろんなポイントが危険なので夕方から夜は特に注意して走行してるんだけども、自分が注意しても相手が注意してくんなきゃ、結局意味ないんだい。
 なんと事件は起こりました。未遂に終わったのが幸いです。未遂に終わってなかったら、今頃市立病院のベッドの上でしょう。(ほんとほんと)
 もう、駅の駐輪場が目前というところに、駐車場がある。そこから車が出入りする時は、歩行者道路(かなりひろい)を横断する形で、車道にでるようになるんだが、車道がもちろんいつでもラッシュ状態の4号線なので、すぐには入れない。だから歩行者道路にまたがって待つようになる。これがクセモノで、なまじ駅の前で人の通行量が多いために、人は「通りたい。クルマ邪魔」と足早に通るし、クルマはクルマで「さっさと車道に合流したい」で出てきたがるし、そこの流れがあぶないったらない。だから歩道に出てきたがってる車が待機してる時はかなり気を付けて、運転者の顔を見ながら通るのだが(ガンを垂れているわけではない)、このあぶないポイントで、ついに危ない目にあってしまった…。
 歩道に出てきたがってる待機車は2台。先頭は大きめのバン。歩道は歩行者と自転車が行き交って、なかなか車はでてこれない。ちょうど、人の波が途切れそうなときに、私の自転車が車の前を通過する形になったので、私は「突然出てくるかもな」と考えて、スピードを落とした。が、出てくる気配もなく、停止状態。「あ、こりゃ大丈夫だ」とペダルをこぎ、車の前に出た瞬間。
 車はなんと、勢いよく発進!
 もう、その瞬間、「やばい!」と思って、瞬間のはずなのにいろんな考えが頭をよぎる。
 このまま吹っ飛ばされたら、間違いなく車道にほうり出されてひかれる!倒れるなら少しでも歩道側に倒れなきゃやばいぞ!でもだめっぽい、これじゃ死ぬぅ!どうしようどうしよう!避けられそうにない!
 私は思わず小さく「ひぃぃ」という悲鳴をあげていた…。もぅ、悲願の「ひぃぃ」だよ。神様お助けを!の「ひぃぃ」。もしくはもうダメかコリャの「ひぃぃ」。どっちにしろ、絶体絶命のピンチだぜ。
 瞬間なのでよく覚えていないんだが、とにかく少しでも衝撃を体に受けたくないという一心でペダルをこいだらしい。らしいのだ。
 奇跡的に、私の自転車は何ごともなく車の前をスレスレに通過。(目の前でこの光景を見た人は「あぶない!」と声をあげていた…そりゃあ恐ろしい光景だったろう)
 本気で「死ぬ」と思った私は、自転車を止めて振り返る余裕が全くゼロ。そのままペダルをこいで、なぜか大急ぎで駐輪場に入る。血相を変えて、私は自転車をやけに冷静に止め、U字のロックをかけようと、手にとった。
 おっ、おおおおっ。
 全身ものすんごく震えている!ノルアドレナリン(?)が出血大サービス状態だったのだろう。最高潮の興奮状態に持ち上げられたみぅこむの体は、自分じゃどうしようもないくらい震え、足なんて貧乏揺すり状態。と、とまらん、誰か止めてくれ…。
 みぅこむはぶるぶるしながら、地下鉄に乗って帰りましたとさ。
 というのが、みぅこむ絶体絶命の詳細です。どうです、恐ろしいでしょう?というわけで、みぅこむの今日の一言。
「交通事故っていうのは、数コンマが生死の分かれ目なんだよね!」
 みなさんも交通事故にはくれぐれも注意して下さいね…。

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