彩紀の戯言
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2000年08月23日(水) ハードル

とうとう始めてしまった…。
文才のない私が、である。
継続とは無縁な私が、である。

とりあえず、日記というタイトルは辞めておこう。
日記を書くほど充実した日々は送っていない…。
語るのも恥ずかしいくらいぐうたらな毎日を過ごしているのだから。

エッセイなんておこがましい。
そんな知識は持ち合わせていない…。
熱しやすく冷めやすい性格のおかげで中途半端が多いのだから。

さてさて、私が青春時代を送っていた頃、日記は隠す物だった。
未来の自分にも見せられない程の恥ずかしい内容を
3日ばかり書き連ね1ヶ月後には破り捨てるのである。

それが何回か続いた後には、前のページが破られ、
糸がぴろぴろと出た、へんてこりんな日記帳が私の前に。
「不断の努力」という言葉には無縁な青春時代。

あの破り捨てられた日記は、母に見られなかっただろうか(笑)?
大人の観察力をみくびっていたあの頃。
今と違ってゴミの分別があやふやな時代でよかった(汗)

差違はあるものの、おおかた日記のイメージは
「人に見せられない物」だったはず。
突然、交通事故にあったらその日の下着のボロさ?と同時に
日記の存在を心配する人だっているだろう。

それなのに、HPに日記を載せる人の多いこと!!驚きである。
他に載せる物がないという理由もあるのだろうが(辛口?)、
まさに「星の数ほど」である。

中にはかなりプライベートなことを書いている人もいて、
そんなこと世界?に発信しちゃっていいの?と、こっちが心配してしまう。
が、しかぁぁし、最近気づいた。←遅い

あの日記は見せられないけど、見せてもいい日記なのだ。
つまり、本人を知ってる人には見せられないけど
本人を知らない人には見せてもいいのである。

っぽん!これなら、私にもできるかもしれない。
思い立ったが吉日。しかし、「継続」という高いハードルを越える
すべを見つけたわけではないらしい…。


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