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何かを書きたくて書かずにはいられなくなった。
体が疲れている。 精神的な影響もあるかもしれない。
いつの間にか、2年が過ぎていった。 これまでの一日一日は全て濃密で決して単調ではなかった。 けれど、振り返ってみて強く感じるのは、毎日同じことの 繰り返しだった、ということ。
「とりあえず」やってみようと始めてみたはいいけれど、 当然「とりあえず」で何とかなるほど甘いものではなかった。 去年の今頃から、望んだわけではないけれど、仕事に のめりこまざるを得なかった。 去年の今頃は、帰宅するなりベッドに倒れこみふさぎこんでいた。
それから1年。少しは仕事の要領も覚えた。 怒られ方さえ要領を覚えてしまった。 一生目にすることんないような金額を日々動かすことにも 何も感じなくなってしまった。 けれどそういうものの見返りに失ったものが あまりに膨大すぎる気がする。
1年目の頃は、違う道を歩む周囲の人との距離感を 常に意識はしていたけれど、今となっては彼らの影は 遥か彼方にしか感じられない。
何より考えることと、文章を書くことがめっきり減ってしまった。 少しずつ周りを見渡す余裕も出始めたから、 少しずつ取り戻してゆきたいと思う。
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