note
DiaryINDEXpastwill


2004年04月20日(火) 3年目の春

何かを書きたくて書かずにはいられなくなった。

体が疲れている。
精神的な影響もあるかもしれない。

いつの間にか、2年が過ぎていった。
これまでの一日一日は全て濃密で決して単調ではなかった。
けれど、振り返ってみて強く感じるのは、毎日同じことの
繰り返しだった、ということ。

「とりあえず」やってみようと始めてみたはいいけれど、
当然「とりあえず」で何とかなるほど甘いものではなかった。
去年の今頃から、望んだわけではないけれど、仕事に
のめりこまざるを得なかった。
去年の今頃は、帰宅するなりベッドに倒れこみふさぎこんでいた。

それから1年。少しは仕事の要領も覚えた。
怒られ方さえ要領を覚えてしまった。
一生目にすることんないような金額を日々動かすことにも
何も感じなくなってしまった。
けれどそういうものの見返りに失ったものが
あまりに膨大すぎる気がする。

1年目の頃は、違う道を歩む周囲の人との距離感を
常に意識はしていたけれど、今となっては彼らの影は
遥か彼方にしか感じられない。

何より考えることと、文章を書くことがめっきり減ってしまった。
少しずつ周りを見渡す余裕も出始めたから、
少しずつ取り戻してゆきたいと思う。


おじゅん |MAILHomePage

My追加