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2001年10月30日(火) It's over

日曜の晩、内定者が自主開催の懇親会へ。
未来の同期から「最近更新してないねー」と言われた。
さすがに間隔があきすぎたな、と反省。
言い訳をすれば、正直に言って、このところ他人に発信する
のを前提としてものを書けるような精神状態ではなくて、
もちろん今夜もそんな状態。

昨日、そんな事を口にしたらサークルの友人が一言。
「悩みが抽象的過ぎないか?」と。
「悩みはもっと具体的に持てよ」と。

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今日、3冊の本に興味を持つ。
塩野七生「マキャベリ語録」、
佐藤正午「彼女について知る事の全て」、
池部良「ハルマヘラ・メモリー」。

1冊目は今晩、夕食時に友人が勧めてくれたもの。
2冊目は大学の後輩、ぼんフィーのお勧め。
3冊目は亡き祖父が戦時中に赴いていた南方の地の名を
冠した題名に惹かれて衝動買い。中国東北部から南方戦線へ
「転進」した部隊の話なのだが、これは祖父の部隊と
全く同じ動き方をしていて興味を持った。

また「積ん読」が溜まってゆく。

一昨日の晩、ひょんなことから未来の某同期と長電話。
それまでは大して突っ込んだ話をしたことがなかったのだが、
その電話で某同期が村上春樹ファンである事を知る。
同期と本の話が出来たのは初めてに近かったし、何より嬉しかった。

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手前味噌な話だが、最近時々自分と似ていると言われる某有名人
(NOTおじゅん)がいる。恥ずかしいのでもちろん名前は伏せる。
僕の顔を知る人はあれこれ想像を。
今日たまたま新聞で、その彼のインタビュー記事を見つけた。
そして思わず目に留まった文章があった。

「すごい達成感がきたんですよ。普段、生きていて、だれでも
いいことなんてそんなにないじゃないですか。9割嫌なことで、
残りの1割がいいことかもしれない。でも、その1割が9割の嫌な
ことを消してくれることがあるんだと、その時思いました。うまく
言葉にできないんですが……。収録が終わった時には、
もう1人で号泣でした。だれよりも泣いていました。長丁場だった
からなのかな。それから、現場で面白いと思えることを探そうかな
って気持ちになれました」。

自分が常々思っていた事と同じ考えで共感を覚えた。
なんだかファンになってしまう気がする。


おじゅん |MAILHomePage

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