なんとなく書いてる

2001年04月06日(金) パティ・スミス

パティ・スミスは私の何をおいても外せないカリスマである。
初来日はチケットを握り締め、仕事が遅くなりギリギリ、駅から年甲斐もなく
猛ダッシュで大阪のコンサート会場に走った。
もう、この目で、この耳で生のパティと触れられるなんてもう一生無いかと
思っていた。
実に、コンサートは感動もので、(でもあまりにエキサイトしていてあまり
おぼえていないのだけれど)素敵な思い出となっている。
私は前から二列目の端の方だったのだけど、パティが最後に客席と握手を
しだして、本当は禁止なのだけど思わず席を立って(もちろん、周囲もみんな
前に飛び出そうとしていた)しまったのだが、巨漢のコンサートスタッフのおっさんに、
「なにしとんねん!われ!」
と、思い切りお腹にパンチをくらってしまった。
あ〜痛かった。
おっさんのストレス解消になったあわれな私(?)
まあ、大阪というところはそんなもんです。

ところで、一番好きな彼女のアルバムは、「ラジオ・エチオピア」。
その中の曲Ask The Angelsは、最高だと思っている。
最近のアルバムでは、「ピース・アンド・ノイズ」はデビューの「ホーセズ」に
似た構成でよかったが、「ガン・ホー」は、ちょっと失敗作だと思う。
プロデューサーの責任でしょう。
彼女にはあの様なコマーシャルっぽい曲作りは似合わんよ。

でも、彼女の彼氏は、30歳近く年下なんだって。(彼女は今54歳)
考えさせられるなぁ〜

未婚の母で、子供を里子に出し、ニューヨークへ出てきてロバート・メープルソープ、その他の芸術家の愛人となり、ポエトリー・リーディングからロックへと
その創造を発展させ、絶頂期に突如結婚・引退、そして二児の母親となるも、
夫が急死。そして、、、。

いつも髪もとかさず化粧もせず、よれよれのGパンとTシャツ、、。
しかし、それでもセクシーで男性にもてまくる。
すごい女性である。


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