パティ・スミスは私の何をおいても外せないカリスマである。 初来日はチケットを握り締め、仕事が遅くなりギリギリ、駅から年甲斐もなく 猛ダッシュで大阪のコンサート会場に走った。 もう、この目で、この耳で生のパティと触れられるなんてもう一生無いかと 思っていた。 実に、コンサートは感動もので、(でもあまりにエキサイトしていてあまり おぼえていないのだけれど)素敵な思い出となっている。 私は前から二列目の端の方だったのだけど、パティが最後に客席と握手を しだして、本当は禁止なのだけど思わず席を立って(もちろん、周囲もみんな 前に飛び出そうとしていた)しまったのだが、巨漢のコンサートスタッフのおっさんに、 「なにしとんねん!われ!」 と、思い切りお腹にパンチをくらってしまった。 あ〜痛かった。 おっさんのストレス解消になったあわれな私(?) まあ、大阪というところはそんなもんです。
ところで、一番好きな彼女のアルバムは、「ラジオ・エチオピア」。 その中の曲Ask The Angelsは、最高だと思っている。 最近のアルバムでは、「ピース・アンド・ノイズ」はデビューの「ホーセズ」に 似た構成でよかったが、「ガン・ホー」は、ちょっと失敗作だと思う。 プロデューサーの責任でしょう。 彼女にはあの様なコマーシャルっぽい曲作りは似合わんよ。
でも、彼女の彼氏は、30歳近く年下なんだって。(彼女は今54歳) 考えさせられるなぁ〜
未婚の母で、子供を里子に出し、ニューヨークへ出てきてロバート・メープルソープ、その他の芸術家の愛人となり、ポエトリー・リーディングからロックへと その創造を発展させ、絶頂期に突如結婚・引退、そして二児の母親となるも、 夫が急死。そして、、、。
いつも髪もとかさず化粧もせず、よれよれのGパンとTシャツ、、。 しかし、それでもセクシーで男性にもてまくる。 すごい女性である。
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