2001年01月23日(火) |
よくがんばったね!曙関 |
実は、結構お相撲は好き。
ちょっと古いけど、大乃国が好きだった。 大体、自分はやせてる男性より、太った男性の方が好きなので、 そういうことになる、、、。
で、今日曙関引退のニュースを新聞で読んで、その内容にあまりにも感動し、 子供の前で不覚にも大泣きしてしまった、、、。
彼は、東関親方(懐かしの高見山)から、足が長いという体形のデメリット、それに加えて外国人力士がいかに日本で相撲をとるのが苦労の多い大変なものであるかを理由に、一旦は入門を断られたそうだ。 しかし、日本が、そして相撲が好きで好きで、どうしても、ということで角界の道へ入ったという、、、。 しかし、不運な事は、こんなに真面目で一生懸命な彼の前に現れたのは、若・貴ブームという時代の風であった。
私自身は、若・貴のなんとなく「浮ついた」ところが好きではなかったが。 でも、いろんな場面で、悪役扱いされ、それでも自分の道を行った曙関。 どんなにつらかったろう、悔しかっただろう。 ましてや、家出同然で大学も中退してまで望んできた道である。 誰にも泣き言など言えなかったのだろう。
彼は本当に日本語の使い方も美しく、本当に日本を愛してくれているのだと思った。なのに、目の色が違うというそんなことだけで、彼はあまりにも過小評価され過ぎていたのではないだろうか。
彼には、本当に「お疲れさま」と言いたい。 そして、日本を好きになってくれてありがとう。 あなたは孤高の英雄だったけれど、まさに 「発つ鳥後を濁さず」 見事でした。
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