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捨てパンダ

ハルキ

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2008年09月14日(日)
国立つれづれづれづれ


あれよあれよという間に国立から1週間、魔王も最終回。
とりあえず魔王の話は置いといて国立の話でも。
書かないうちに他人様の感想を読んで自分の感想がブレるとやだから、レポとかもほとんど読んでないんだよ!
だから早く書いてスッキリしたいの!(笑)
※レポ皆無の自分語りオンリーそして長い、の三重苦です。おすすめはしない。

6月のドームで国立が発表された時、周囲の歓声をよそに私は不快感丸出しの引きつり顔で
「エ"ェ"ェ"ェ"ェ"エ"…」ときったねぇ声を吐き出していました。
リアルにがっくりと肩を落としてテンションが急降下したのを覚えています。
「コン中に望んでいない結婚報告をされたファンってこんな気持ちかな」と軽い現実逃避もしてました。
本っっっ当に嫌でした。自分でもヒくぐらい心底嫌でした。

広いのが嫌というのがひとつ。
これはもう「自分が嵐を近くで見られない」という単純且つ身勝手な理由なので、
本人たちがトップになりてぇだの天の頂をいただきてぇだのうるさい事を思えば(笑)まぁ…と不承不承の納得。

でももっとハッキリ言い表す事ができない不快感の方が大きくて。
以前にもちらっと書いた「その先」の悲しみを想像して憂えていたのか何なのか。
だってどうやったって遠いじゃん。ゴール裏から反対側のゴール側までなんて果てしなく遠く感じるもん。
ましてやその対象物がサポーター数千人とかじゃなくて5人てあなた。
そこにテンションの寸断が起きない自信がありますか?
そして一体感のない嵐コンに魅力を感じられますか?
潤のことだから思いも寄らない仕掛けを引っ提げてくれると思うし、思うけど…うにゃうにゃうにゃうにゃ。

…とかなり間際までモヤモヤが溜まりすぎてイライラ、みたいな状態だったのです。

4日の仕事帰りにグッズを買いに行って、夜空にはためくエグい配色のフラッグ(笑)を確認して
ようやく腹が据わったのか諦めの境地だったのか、イライラがムラムラに。←何か違う。
サッカーでしか来た事がなかった"あの"聖地が嵐色に染まってる、うーむ、もはや頭が追いつかない。

そして迎えた5日。
前日のグッズ列の段階で気付いてはいたが、どわぁぁぁぁぁぁぁぁっっっと国立の周囲に群がる人の数にめまい。
こ、これが全員嵐ファンだと…?(ごくり)
席に着いて更に首を傾げ。
メインステに対して上手側の後段L列ととてもよろしいとは言いがたい席なのに、あれ?思ったより近い?
座席の傾斜の関係か久々の田の字(と言うのだろうかあれは)ステのお陰か、
ドームの2階席より近いように思えてくる始末。
とともに、再度実感する人の数。
中には物見遊山な人もいただろうけど、これだけの人が皆嵐を好きなのかと。思わずひとつ深呼吸。
正直ひとりひとりに「ほんとに!?ほんとに好きなの!?」と確認してまわりたかったです。
(軽症ヲタは来るなとかいう意味ではなく、信じられない一心で・笑)

潤は花火を一生忘れんなと言うとりましたが、私は5日OPの水芸(他に言い方は)が一生忘れられないと思います。
いつ始まるのどこから出てくるの何歌うの天気はどうなるの、と前のめりに散り散りになっていた客の意識を
一気に集約して夢の世界へいざっNow(懐)してくれたあの手腕に鳥肌が立ちました。
あんな本人も出てない水芸が無駄じゃないってすごいと思うんだ。
上から見てたから余計にそう感じたのかもしれないけど、
水が出た瞬間、上空に浮遊してたそれぞれの意識がヒュッと音を立てて集合したように見えたもん。
あの瞬間の空気と舞い上がるような歓声は忘れません。
嵐出てくる前にちょっと泣きそうになった(笑)

ちなみに6日は下手側のスタンド最前だったのですが、水芸とセンターステージの上下動は
後段の方が楽しめました。(特に水芸!)高さがより実感しやすいのかな。
スタンド最前はね、風船飛ぶ時が真下から飛び立って楽しかったけどね。
眼前にぶわわわわわわと白子が。←捕まえたはいいが飛ぼう飛ぼうとするので抑えるの大変。

あとこれは言及しておかなければいけない、聖火台とエスカレーター。
ドリカムが聖火台点火してたからそれはやるだろうなと思っていたのですが、
聖火台からバクステまでを花道にしてしまうというその考え方が好きですよ、と。
それもRe(mark)able1回きりで使うのではなく、普通に(とは言わないけど)花道の延長上として。
ムービングも久々登場のジャニーズスーパークレーンも今までの嵐を総動員。
見下げる事しか知らないような席なはずなのに、見上げて、同じ高さに来て、
あぁこの人たちにとって"ステージ"は客の目に入る範囲すべてなんだろうな、としみじみ思いました。
だからアリーナ頭上が空いてれば飛ぶし跳ぶし天井があれば歩くし(笑)
と言うか聖火台より上に行ってもいいんだね?それがびっくりしただよ。

セットとしては席に着いた時からバレバレなのに(隠しようもないしな)
日の入りまでを緻密に計算して作られた演出の前には、その程度のネタバレなんて無意味極まりない。
サイズ的にはちんまりちんまりなシルエットなのに、息を呑む頼もしさ。
暑いはずなのに全身鳥肌。

ものすごい個人的な話なんですが、109コンでトランプ衣装の嵐を見た角度と
今回Re(mark)ableを見た角度が似てましてね。(109コンはこれまた超天井席でねー)
あの時、それはそれはキョドりまくりながらともすれば怯えながら階段を下りてきた少年たちと
今、自信に満ち溢れてエスカレーターで下りてきている青年たちの姿を重ねたら、結構キました。

続くtruthも。流れがほんとにカッコ良すぎてまた泣きそうに(笑)
山田美保子@女性セブンが初の公式発表(?)になってしまったのは非っ常〜に残念ですが、
とりあえず斗真くんは来たのね?ちゃんとあれを見たのね?それなら良かった。
「斗真くん絶対来なさいよぉぉぉ!!あんたの主演ドラマの主題歌がこんなにもカッコ良く歌われてるのよぉぉぉ!!!」
と思っていたので(←この辺が斗真ファンだよね、と思う)見たなら良かった。
6日にマキシマムいそいそとトマゴトをチェックしたのにハンバーグの話なんかしやがって
思わず大江戸線の駅で「アイツ●ね!」と口走ったけど☆てへ☆
更新しないならまだしも7日までカマキリってなにそのスルー技術☆
カマキリって何の隠喩?どんな電波を受信すればいい?

おっと話がずれました。
そう、この前の日記で書いた「楽しいから困る」の意味でもここらで。
冒頭でも書いた通り、私は本当に国立コンが嫌でした。
どう頑張ったって精神的にも物理的にも距離を感じる事が必至だと思ったから。

それが今回、本当に楽しくて楽しくて楽しくて。
当然それはアリーナサイズの時の楽しさとは違うものなんだけど、逆にアリーナでは味わえない楽しさでもあって。
こんな楽しかったら"国立"を否定する事なんてできないじゃん。だって楽しいんだもん。
でも"国立"を否定しなかったら、「ほらやっぱり」と言えなかったら、またその先が広がっちゃうんじゃないかって。
それは良い事だけど、今「信じてる!」と感じる気持ちそのままに嵐を信じ切っちゃって、
ブームが去って嵐の人気が下降する分には別にそれでもついていくと断言できるけど、
そうではなくもっと、嵐は上昇してるのに自分が勝手に空虚な気持ちになるような事態に陥ったらと思うと
信じてる、けど、信じ切る勇気が私には無いのです。
この粘着質で往生際の悪い性格からいって、おそろしく見苦しい展開になるんだ絶対(笑)
万が一にでも可愛さ余って憎さ百倍になるのが嫌だから、信じ切る事は自制します。好きだから。
…ってキ・モ・イ、ねー!!!
我ながら耐え切れませんでした。でもこれがおいらの最上級の愛情表現です。
全然関係ないけど♪最上級のイマジネーション♪の翔ちゃん可愛かったですね。←結局。

今回、いつもより双眼鏡を使う回数が少なかったです。
まぁ遠い人は双眼鏡で見たってたいしてアップにならないという理由もあるけど(笑)
暇な曲中(って変だがバラードとか)は夜空を見上げて、ほぅと一呼吸。
7万人の中に浮かぶ5人を見てふた呼吸。
アップはDVDに任せて、あの空間全体をなるべく記憶に留めようという心積もりで見ていました。
…だからなんだってわけでもなく単なる報告(笑)すんません、思いついた順に書いてるもので。
あえて言うならその辺りが「イベント」だからありえる感情なのかなーと。
通常のツアーの中日が国立、ではやらない行動かもね。
今でも国立の報を聞いて嬉しい悲鳴をあげた人たちは真剣にすごいと思います。

でもさ、すぐ上↑で遠いと書いておいて言うのもナンだけど、近かったんだよね。
そらまぁこちらが感度良好な電波受信状況なので、勝手に擦り寄った気分になってるっつーのはあるとは言え
ほんとに近かった。後段の日でも全然近かった。そこに寸断が無かった。気持ちが近かった?←聞いちゃったよ。
それはきっと幻じゃない上の上なお星様席にも手作りうちわがかなりの数いた事からも
推察されるのではないでしょうか、とこれはひどい妄想か。
でもそれって結構ヲタ心理を表してると思うんだけどなー。

結局言いたい事なんて「楽しかったー!!」と「嵐が好きすぎてYabaiー!!」ぐらいなのに
その二言を言うためになんでこんな話が長くなるのかと(笑)
まぁそれだけ大きな節目だったという事でmarkさせてください。ぺたり。
しっかし翔ちゃんが言う通りグッと来る瞬間は幾度かあったけど、覆い被さる楽しさに泣いてる暇がありませんでした。
困っちゃうよね、ほんと。

…と、全然困ってない顔で言う、幸せ。