予告通りTRUE WESTの東京楽に行ってきたのですが、 感想としては「あぁん…?」という感じ。すいません、正直何が何やらさっぱりでした。 大雑把に言えば正反対な兄弟の愛憎劇。(ほぼマボと大ちゃんの2人芝居) シブヤのような現実と非現実の違いが云々の「理解不能感」ではなく、 何回見ても何も変わらなそうな「それがどーした」感とでも言いましょうか。
別に大仰な伏線があるわけでもなし(暗示的な言動はあったけど「あーやられた!」というのはなかったと思う) 展開も早いから全体が浅くて軽く感じる。 そもそもアメリカ国内の位置関係がよくわかってないので 北へ行こう、西へ行きたいだの言われてもわからないし(←それは見る側の問題です) filmと映画とmotion pictureは何が違う?扱いは映画>film>motion picture? オースティン(=大ちゃん)が壊れていく様子なんてあまりに短すぎて感情移入もできやしない。 失恋したOLが酔っ払って荒れてるみたいで、一晩経てば落ち着くんじゃない?みたいな。 「はい、弟は壊れました。で、…」という立ち稽古でも見させられてる気分でした。
1幕と2幕では立場やキャラが逆転するので、2幕の頭は結構面白いのですが (1幕は事なかれ主義な弟が兄に振り回される・2幕は壊れた弟に兄が振り回される) その面白さも「機知に富んだ」的な話ではなくAの嵐的面白さと言うか(笑) 20台のトースターから一斉にトーストが飛び出したらそりゃ面白いさ。でもそんだけ。 ↑オースティンの壊れっぷりを表すくだりだったんだろうけど、別に…。
消化不良な部分が多々あるので、大ちゃんサイトやらマボサイトを漁って解説を読もうと思います…。
代わりと言っちゃあ何ですが萌えポイントは結構多かったです。 見たい松岡は全部見たかな、みたいな(笑) ・登場シーンからいきなり流し台に座ってる。おかしいよあんた。 ・上着を脱いでノースリへ。 ・↑しかも肩からすぐずり落ちる。なんだ、そのお色気大作戦は! ・スサ兄ちゃんばりの大股開き多数。サービス良すぎ。 ・ノースリ脱いだー!!頭からビールかぶったー!! …とまぁマボツボをぐりぐり押される舞台であった事は確かです。(笑い死ぬかと思った…) もーマボの体はほんとにキレイですね!お肌もピカピカだしキレイだったー。 なので、上着→ノースリ→上半身裸の流れを見られただけでも結構満足です。はふぅ。 声がすっかり枯れてスサの後半みたいになっちゃってたのは残念。
大ちゃんはセリフが流れるように出てきてすごいな〜って。(見事に頭悪そうな発言ですね) 滑舌もいいしとても聞き取りやすかったです。 ぶっちゃけマボに比べてずっと安心して見ていられたと言うか…場慣れしてる感じ。 キャラ的には2幕の方が面白いけど、ビジュアルは眼鏡っコな1幕の方が好きです。 髪型もちゃんとセットしてあったし(笑)
手塚さんと木内さんはえらい出番が少なくて、あれでいくらぐらいギャラがもらえるのかが気になる。 関係ないけどソウル(=手塚さん)がリー(=マボ)のネタを気に入った理由が 「リーの方が好みだったからだ…!」と思ったのは私だけじゃない…はず? 途中まで本気でそう思ってました、はい。
東京楽という事もあってカーテンコールが何度もあったんですが、 他3人がハケちゃった後でじーっと大ちゃんがハケた方を見るマボ。 気づいた大ちゃんが出てきて、どーんどーんと飛んでぶつかってじゃれあいじゃれあい。←可愛かった。 しかし柱の影から大ちゃんを待つマボは先輩を影から見守る乙女のようでしたよ。
とりあえずお疲れ様でした。 毎日あのとっ散らかった舞台を掃除するスタッフさんと首締められるマボに拍手。
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