エンターテイメント日誌

2004年01月27日(火) アカデミー賞ノミネート予想

ゴールデン・グローブ賞も決まり、まもなくアカデミー賞ノミネートの発表がある。まず12/8のエンターテイメント日誌「日本一早いオスカー予想!」をご覧頂きたい。あの時点でかなり正確な予想をしていたことがお分かりいただけるだろう。注目して欲しいのは12/8の時点では「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」や「コールドマウンテン」はアメリカでもまだ公開されていなかったということだ。「LOTR 王の帰還」が作品賞・監督賞の最有力候補であることも、助演女優賞はレニー・ゼルウィガーが有力であることにも現時点で変わりない。渡辺謙の受賞は難しいがノミネートは確実だろう。そして「マトリックス」シリーズは視覚効果賞、音響賞などの技術賞も含めてノミネートさえ皆無・全滅であろう。

ただ前回の予想を若干軌道修正したいのは、期待していたティム・バートンの「ビッグ・フィッシュ」の作品賞・監督賞でのノミネートが微妙になってきた。むしろ「シービスケット」や「マスター・アンド・コマンダー」の方が現在ノミネートに近い位置にある。特に「シービスケット」は先日観て大変感銘を受けたので、沢山ノミネートされると嬉しいな。

今年の最多ノミネーションは「王の帰還」であることは間違いない。最低10部門以上、恐らく12部門前後のノミネートになるのではなかろうか。「王の帰還」に次ぐノミネート数を競う作品は「シービスケット」「マスター・アンド・コマンダー」「ミスティック・リバー」などで、それぞれ7部門前後ではないかと予想する。アンソニー・ミンゲラの「コールドマウンテン」は若干一歩遅れをとっている模様。

脚本賞は「ロスト・イン・トランスレーション」と「イン・アメリカ」の、そして脚色賞は「王の帰還」と「ミスティック・リバー」の一騎打ちとなるであろう。

「ビッグ・フィッシュ」は音楽部門での健闘を祈る。

さあ、いよいよオスカー・シーズン到来だ!授賞式の2/29(日本時間で3/1)まで、大いに愉しませて貰おう。


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雅哉 [MAIL] [HOMEPAGE]