正に快挙である。
筆者は先日、6/28の日誌でタイム・スリップSF映画究極の名作、「ある日どこかで」への想いを切々と語った。そして遂にたった今、その国内版DVDの発売が決定したという喜ばしい一報が届いたのである。
是非こういうものが欲しい、商品化してもらいたいという夢を投稿し、そのユーザーからの声をメーカー側と直接交渉してくれる「たのみこむ」という素晴らしいサイトがある。そして「ある日どこかで」を熱烈に愛して止まない沢山のファンからの熱い声が届きDVD化が実現したのである!詳細はこちらをクリック。インターネットというメディアがその特性を最大限に発揮した吉報、画期的な事件である。
ようやく昨年、創元推理文庫から出版されたこの映画の原作の解説として寄せられた瀬名秀明さんの一文をもう一度ここで引用する。これ以上にこの映画の本質を的確に表現した言葉がないからである。曰く、「これは奇跡の作品である。」
そして奇跡は今、ここに起こったのである。ラフマニノフが作曲したラプソディの、映画全編に流れるあの甘美で切ない旋律が鮮やかに甦る時が来た。
貴方に問う、「観ずに死ねるか?」と。
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