2003年07月12日(土) |
検証!読者からのメール |
前回の日誌<韓国映画の軌跡>について、当サイトの愛読者から激励のメールを頂いた。以下一部引用する。
韓国映画を“あなどれない”などとおっしゃてはいけません。それはあなたの不勉強です。
是非ここで皆さんに前回の日誌を改めて読んで頂きたい。一体著者がどこに“あなどれない”等という表現を使っているであろうか??大体韓国映画を見下したような表現さえ一切使用していないと確信している。だってそんな意識は全くないんだもの。少なくとも現在、撮影所のシステムが完全に崩壊して風前の灯の邦画よりは韓国映画の方が遥かに勢いがあることは間違いない。むしろありもしないものを勝手に空想し、書いてあると信じ込めるこの方のイマジネーションの豊かさに深い感銘を受けた。恐らくこの方の潜在意識の中に韓国(映画)が差別されているという被害者意識があるからこそ、このような妄想を抱かれるのであろう。
もっとも人間は全知全能ではないとしっています。だからこそ、そんな評をするとあなたのお里が知れますよ。
筆者はいまだかつて映画の総てを知っているなどという不遜な自負を抱いたことは一度もないし、「もっと映画を観なさい」という言葉を残してこの世を去られた淀川長治さんの遺言を座右の銘としている。もし、この方に筆者が<全知全能>に見えるのだとしたら、その過分なる賛辞は恐れ多いかぎりである。むしろ、まだまだ未知の韓国映画の深遠なる魅力について、この方が持っていらっしゃるであろう筆者より遥かに幅広い知識(お里)を、是非具体的にご教示頂きたい次第である。
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