時節柄、水にふれたくふれるべくみずうみの底へ底へとゆきました。みずうみにちりばめられた七色のあぶくのなかをくぐりぬけ底へ底へともぐります。そうこれは、みずうみの底。立春が過ぎ、雨水になってもこのとおり。しーんとしずか。上空では、にわかに春を意識した鳥のおしゃべり聞こえるけれど水面下とか底の底ではまだまだまふゆ。だいじょうぶ。*ゆっくり春になりますように。