通院 - 2004年09月15日(水) 「あなたのことを愛してるの、でも私には好きな人ができたの」 「でも、あなたとはいままでと同じ様に繋がっていたいの」 3ヶ月前のアノ女のこの言葉が迷路に迷ったきったけだった そんなにコノ女を愛していたのか? それとも自分のプライドという醜い塊が崩れたのか? さだかではないが、僕の通院生活がはじまった とにかく早く僕のココロの中を掃除してください 電話帳で調べて幾つかの病院に電話したみた 一番早く診察してくれるのは 大きな赤十字病院の向かい側にある小さな病院だった 受診まで僕は『木』を描かされた 僕は紙全体に大きな「太い根」をはやした「太い木」を描いた そして幹の真ん中に「穴」を描いた 担当医は小柄で眼鏡をかけた頼り気な印象を僕に与えた 眼鏡越しに僕を見る視線は更に頼りなさ気を僕に印象付けた 彼はパソコンをにらみながら僕に質問した チェックシートの点数を計算して僕に 「あなたは中程度の鬱です」と僕に言う わかってる、だから僕はココに来たんだ! と思った。 それから彼は僕の描いた「木」について心理分析をはじめた 「この影を見てください、これは将来にとても不安を抱いてるからです」 「この幹にある穴ですが、これは幼児期に何かトラウマになるような出来事があったからです」 「心あたりはありませんか?」 「この太い根は、満たされない性欲を意味しているんです」 「、、、、、、、、、」 彼は解説してくれた それから彼はパニック障害について僕に解説した ・パシキル ・ソラナックス ・ロヒプノール を処方された 僕はそれから、これらの薬に頼る生活が始まった この世の中に 「男も女も愛も金も欲もシガラミも、、、」 そんなものがすべて無くなれば こんな薬も病院もココにいる病んだ人達も 統べてなくなるのになと思った。 それと同時に 「男も女も愛も金も欲もシガラミも、、、」 がないと生きる価値が無いんだとも悟った。 -
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