わからない

結局他人とのこの遠い遠い距離を埋めるには
不確実なものには頼れなくて、すれ違ってしまうだけ。
あの時の後悔も今感じる焦りもただの現象として存在するだけで
動かして始めて機能する状態で。
進んでいく時間を何ものかに変えていくこと。
言葉では容易い。

ことばって無力だという台詞を聞いた。
信じてなかった筈の私の耳から離れないその言葉。
結局目の前の存在という絶対的なものにしか私たちは安心できなくて。
何進法だかで分解できるそんな虚像には心が動かない。
それはことばですらないのかもしれない。
私たちの輪郭をぼんやり浮かび上がらせる影のような。

一喜一憂する私は・・・もうどうしたらいいのやら。
ふわふわした実体のないものに支配されているだけなのかもしれない。
2006年05月04日(木)

雑文気分 / aqua

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