東京の片隅から
目次きのうあした


2020年12月03日(木) 似顔絵

そういえば、この前展覧会を見たときに図工の先生を話をする機会があった。6年生は将来の夢を絡めて自画像を描いたのだが、最近はなかなか漫画チックになってしまって指導が難しいとのこと。まぁ私が子どもの頃もそうでしたからねぇ、ずいぶん先生に直されましたねぇというような会話をした。
水彩だから漫画チックな表現を脱却するのが余計に難しいのもあると思う。まず鉛筆で下書きをする。そのあとよほど濃く塗らないと下書きの線は消えない。人中や法令線があるのは理解しても、それを実際に線で描いてしまうと言うのは抵抗がある子も多いだろう。特に女子は。
これが油彩やアクリルガッシュのような塗りつぶせる画材なら、面で表現できるようになる。そうなるとまた表現が変わるのではないか、と思う。

もうひとつ先生の心配事は、夢を何も描けない子がいることのようだった。ありすぎて描けないならわかる。漠然とし過ぎていて具体的な職業を絞れないのもわかる。でも本当に何もない子がいるのだと。私はなりたいものがあったのだが、でもそれは少数派で、そういえば自分の時でも何もない子は大人に受けの良さそうなものを適当に書いていたなぁ、と思う。特に男子はの場合、思いつかないときは「プロ野球の選手」が鉄板だった。女子の場合「お母さん」はいても「お嫁さん」はいなかった。


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