川上弘美「このあたりの人たち」読了。短編集。彼女のエッセイにも出てきたかつての中央線沿い界隈を彷彿とさせる架空の街。現実のような感じだが、非現実の街。読んでいるうちに、本の中が現実なのか読んでいる私が現実なのか輪郭が曖昧になってくる。今日中央線に乗ってあそこらへんの駅で降りたらこの街に行かれるのではなかろうか、そんなことを思う。