東京の片隅から
目次|きのう|あした
子どもにせがまれて妖怪ウォッチの映画を見に行った。 テレビ初期に出ていた妖怪たちが擬人化した学園もの(主人公はケイタじゃない)の設定はともかく、メタなネタや、懐かしアニメ(ルパン三世からロボットアニメ、キン肉マンまで)ネタ、下ネタが多く、作り手のおじさんが透けて見えるような映画だった。 「こういうの好きでしょ?」的な押しつけ感が気になって、なんだかモヤモヤする代物。 劇場の男子小学生には大ウケだったが、子どもたちを連れてくるのは「元・男子小学生」なお父さんじゃなくて、「元・女子小学生」のお母さんなんだよね。 その食い違いに気づいていないとしたら、妖怪ウォッチの今後も厳しいかな、と思う。
せめてよかったところもあげておこう。 女子学生の制服のスカートが膝少し上くらいの長め丈だったのと、ネタを詰め込みすぎてテンポが速かったので、嫌な場面があっても次!的に流せたところか。
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