東京の片隅から
目次きのうあした


2018年12月22日(土) 場外乱闘

フィギュアスケートを見るのは昔から好きなのだが、ここ数年のファン同士のいがみ合いというか罵りあいが嫌だ。このところ日本選手の層が厚くなり、国内の代表争いが熾烈になるに従って、その傾向が顕著になってきていると思う。
SNSの発達もそれに拍車をかけているのだろう。普通の神経なら人前で口に出来ないような汚い言葉を並べ立て、自分の贔屓選手のライバルを八百長だのえこひいきだのと罵る。自分の贔屓がいい順位の時はだんまりだ。身贔屓も過ぎて醜い。
採点競技だから誤判定もあるしキャリアを積んで審判団にイメージのある選手が有利というのはあるだろうが、ここ数年はミスを如何に減らすかというのが大事で、実際私のような素人がざっくり見ても、ジャンプやステップの難易度の高い順、同じならミスの少ない順にちゃんと順位が決まっているように見える。

彼女らは、フィギュアスケートが好きなんじゃなくて、選手の顔が好きなんだろうな。


はる |MAIL