東京の片隅から
目次|きのう|あした
就職活動の通年化を経団連などが打ち出している。9月卒業組が出てきたり、加盟していない企業に優秀な学生をごっそりさらわれるかららしいけど、学生に敬遠されるのは単に自分の会社の待遇や業務に魅力がないからなんじゃないのかなと思う。 ところで通年採用になると大学生はいつ勉強するんだろう。 研究内容が就職に結びつきやすい理系はともかく、文系はいよいよ卒論のない政治経済系が有利なんだろうなぁ。 実際企業の偉い人は文学部出身者はほとんどいないし、私の時でも就職活動の面接で「文学部に行って何か役に立つのか」などと言われたし、世間的には文学部は世の中に必要ないと思われているんだろうなぁ。 自分は興味ある分野が文学部で、その勉強をしたくて進学したんだけど、役に立つ/立たないかで物事を判断する人は、音楽や美術や読書なども感性ではなく役に立つ/立たないで選ぶのかな。
何だかとてもつまらなさそうな人生。
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