東京の片隅から
目次きのうあした


2018年05月25日(金) もしも

このところ子どもを狙った事件がニュースになったので、改めて子どもに注意を促す。弱者を狙って危害を加える他人がいるというのは大前提で、もしも自分がそのターゲットになりそうだったらどうするか。
もし帰宅途中に不審者が近づいてきたら、近くで大人のいるところに逃げ込むように教える。
学校から家までは完全な住宅街ではなく、町工場や床屋、飲食店や小さな事業所が点在する。そういうところだよ、見守りシールが貼ってなくても明かりがついていたら助けを求めに入っていいよ、と教えた。

自分は商店街の真ん中に住んでいたので大人の目が届きまくりだったが、公園などに不審者が出没することはゼロではなかった。
年配者の中には「昔はそうじゃなかった」という人も時々いるけど、それは違う。昔からいたけど表面化・事件化しなかっただけだ。家の前をおしゃべりしながら通り過ぎるだけで怒鳴りつける老人も、待ち伏せしていて追いかけてくる変質者も、特定の性別(女子対象だけではない、男子対象もあった)の子どもにだけ優しいという噂のある大人もあったし、大人だけじゃなくて同世代の子どもにもそういう人間はいて、塾帰りに尾行されたこともある。

子どもはわりと真剣に話を聞いていた。外出そのものを怖がることはないので、多少強めに言っても大丈夫そう。長期休みの前などにも折に触れて話していこうと思う。


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