東京の片隅から
目次きのうあした


2018年01月08日(月) 想像力の欠如

18歳成人になると高校在学中に成人式を迎えることになり呉服業界が危機感を抱いている、なんていう話題を見た直後に振袖レンタル業者トンズラのニュース。
結局自分の首を自分で絞めている。今回の件については他業者や美容院がフォローの手をさしのべたのがまだ救いか。

この件にコメントしている人が二手に分かれているのが何ともわかりやすい。
被害者に同情的なのは、女性や成人式経験者。
被害者に否定的なのは、男性、それも姉妹や娘など若い女性に接する機会のない人やおそらく成人式未経験者。

たぶん否定的なコメントした人、特に男性は、そもそも振袖レンタルのシステムを知らないんだろうなぁと思う。
着物一式を借りるだけで十万円以上かかる。
新品レンタルにして、自分サイズで誂えたものを一式借りるとさらにプラスアルファ。
お店に行ってその場で借りられるものではない。
そもそも着付けだけで諭吉が何枚も消える。

私自身も自分の兄弟もまーさんも成人式に出席していないので成人式に出席すること自体には懐疑的だったりするのだが、そこを否定するのは高校時代がただの黒歴史であった証明にしかならないので(笑)そこを否定するのはどうかと思う。
手持ちの服でいいじゃんとか言ったりする人は、女心を知らない人だ。男性でもスーツや羽織袴、女子はほぼ100%振袖の中、大学の入学式用などに買った暗い色のスーツで出席するのはTPOには適っていてもかなり気持ちが落ち込むと思う。それだったらいっそ欠席を選ぶだろう。

「振袖レンタル」限定の話と考えず、彼らは、自分が好きなものの話だったら同じようなコメントを出来るのだろうか。
限定フィギュアの予約、前金も支払った、業者がトンズラして手に入らなくなった、だからヲタクは・・・と嘲笑された、だったら?
海外旅行だったら?結婚式だったら?マンションだったら?コンサートだったら?


はる |MAIL