東京の片隅から
目次きのうあした


2017年08月06日(日) 絵をどこまで指導するか問題

子どもの図工の絵に悩んでいる。上手下手ではなく、どこまで口を出していいかという問題だ。
小学生の時は画を習い、そのあとも学生時代はずっと美術部に所属し、絵を描いていた。漫画も描いていた。いわゆる「何をどう書けば大人に受けるか」というのはわかる。が、「大人が理想とする子どもの絵」になるのも気持ち悪いし、そういうテクニック的なところを教えたくなく、これまではわざと干渉は最小限にしてきた。

今回大きな画用紙に描くわけだが、普段小さな紙に描いているので、ついその延長で大きな画用紙にも小さく書いてしまう。
画用紙いっぱいに描いていいこと、余白も色を塗ること、頬のアニメ的な色塗り(ピンクで丸を描くような)は避けること、色や形は思い込みではなく対象をよく見て描くこと、は指導した。まーさんからするともっと言ってもいいんじゃない?ということなのだが、アタリ線を描くとその通りに丸く描いてしまう(例えば犬の顔がまん丸になる・苦笑)レベルなので、あまり言っても意味がないかな、と。自分が親にあれこれ言われて嫌だったので、子どもにはなるべく何も言わないようにしたいのだが、自分が親の立場になるとあれこれ言いたくなるのが、悩ましいところ。
夏休みの間に実際の絵を見せに美術館に行くかな。


はる |MAIL