東京の片隅から
目次|きのう|あした
子どもは土曜授業。学校公開期間なので、見に行く。 一斉公開なので学校内は在校生の家族と来年入学を考えている親子の見学とでかなりの賑わい。授業参観中後ろでしゃべっている親がいるという話は聞いていたが、子どものクラスでは時々短い会話が交わされるもののおおむね静かであった。ただ教室のドアを開け放っているため、全体的にざわざわした感じはあり、先生や生徒の声が聞き取りづらかった。 しかし問題は子どもたちで、トイレは百歩譲ったとしても、授業中ふらふら席を立ち歩いたり、先生の話を聞いてなかったりと、自分の子も含めてかなり不安のある印象。 普段の日にこっそり授業風景を見たという他の親御さんに聞くと「普段よりみんなちゃんとしてる」そうだけど、1年生ってこんなだっけ? 授業に参加し発言している子、参加しているが自信がなく発言しない子(うちはここ)、参加していない子に別れている。
国語の授業は「のばす音」について。「おか『あ』さん、おに『い』さん、おと『う』さん、おね『え』さん」の表記と発音の違いをどの様に教えるのかなと思ったら、「とにかく覚える」式だった(笑)まぁそうだよね、小学校1年生に国語学の授業は難しいよね。
もう一つの授業は道徳。うわぁつまんなさそう、と思ったのだが、ネタ探しにそのまま参観。先生が紙芝居でお話を読み、このときどう思ったかな?と問いかけて答えを引き出す形式。 お話はこう。( )の中は私の心の声。 ・うさぎさんが「自主的に」みんなで使うテーブルを作りました。 ・みんなが集まる原っぱに一人で大八車を引いて運びます。 ・昼寝をしていたロバさんが「黙って」後ろを押してくれました。ウサギ、荷物が軽くなったことは感じるがお手伝いには気づかず。(気付けよ!手伝う方も一言掛けろよ!) ・散歩中のキツネさんがお手伝いに「黙って」加わる。ウサギ、まだ気づかない。(気づけよ!!) ・森へ行く途中のクマさんがお手伝いに「黙って」加わる。ウサギ、まだ気づかない。(いい加減気づけよ!!!) ・リスさんが10匹お手伝いに加わる。ウサギ、さすがに気づく(遅いよ!) ・テーブルは無事原っぱに到着しました。ウサギさんはみんなに「ありがとう」とお礼を言いました。
もう「黙って」お手伝いするという文章が押しつけがましいよ!思いやりにしても、一言掛けてから手伝わないと、急に荷物が軽くなったらむしろ危険だよ!! 1年生相手だから仕方ないんだけど、先生の問いかけに対するレスポンスがわかってるんだかわかっていないんだか微妙で(見本のような答えを的確に答えられる子が一人いた。先生が巻きに入りたいときすごく重宝されるタイプ)全体的に暖簾に腕押し感がすごい。 これ、教科になったらどう評価するの?
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