東京の片隅から
目次|きのう|あした
沖縄での機動隊員による差別語問題。 20代の彼らは「差別語だと知らなかった」と釈明している。 あの言葉は死語と化して久しい。普段の生活ではまず目にしない、使わない言葉だ。とっさに出てくる言葉ではない。 そんなことばが普通に口から出るということ。 それは、彼の家庭、両親、先生、職場での上司、同僚が、日常的にその言葉を使っているということだ。 彼の年代では既に死語であっても、その上の年代は死語になった過程を知っているわけで、それにもかかわらず普通に使っている、そういう人間が彼の周囲では一般的である、そのことも問題なのではないか、と思う。 特に彼の所属が大阪府であったこと。沖縄出身者や朝鮮半島出身者が多い地域であるにもかかわらず、そういう人間が普通に育ち、言葉遣いをたしなめる大人も周囲にいない、言っていい言葉と口に出してはいけない言葉があることを文脈から感じ取れない、リミッターが掛からず口から出てしまう、そこに問題の根深さを感じる。
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