東京の片隅から
目次きのうあした


2016年03月25日(金) 卒業

音楽番組で卒業をテーマにした曲を流していたのだが、今ひとつ実感がなかった。
学生時代が遙か遠くになってしまったせいもあるのだろうし、私が子どもの頃は歌謡曲を卒業式に歌うのはあまりなかったからかもしれないけど、そもそも歌謡曲と卒業式が相容れないもののような気がするのだ。
小学校の卒業式は「仰げば尊し」だったし、中学・高校はミッションスクールだったから「Hallelujah」と「Worthy is the Lamb - Amen」(どちらもヘンデル「メサイア」から)だった。

小学生の時、「贈る言葉」は子どもながらに「これは卒業の歌ではなく失恋の歌だ」と感じていた。
中学の時、尾崎豊の「卒業」は「いやそれやったら犯罪だから。ドロップアウトしたのにわざわざ『卒業』って歌うのは強がってるなぁ、何だか未練たらしいなぁ」と思っていた。
それでも、クラシックでない曲で敢えて挙げるなら「思い出のアルバム」かなと思う。幼稚園の卒園式で歌ったような気がする。

卒業式に涙を流す感覚を持たなかったので、今でも、あのハレの日には、広がりを持つ曲が似合うと思っている。


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