東京の片隅から
目次きのうあした


2016年03月13日(日) 体質を自覚するとき

「2010年宇宙の旅」を書店で買おうと思ったら、当然だが隣に「2001年宇宙の旅」も並んでいる。
背表紙には[新装版]の文字が。つい2冊揃えて購入。
普段の生活の中ではあまり意識しないのだが、こういうとき自分はヲタク体質だと思う。

ついでに久しぶりにダ・ヴィンチをちらりと立ち読み。有栖川有栖氏のインタビュー記事で、今回のドラマ化について、今まで映像化の話は何件かあったが、譲れない条件を全てクリアしたのは今回の話が初めてだったらしい。流し読みしただけだったのでうろ覚えだが、舞台を関西(京都)とすること、火村と有栖の関係性を変えないこと、あとはトリックだっけ?ものすごく当たり前の話。
ってことは、今までの映像化提案が如何にポンコツだったかという話。あれか、ありがちなパターンとしてはアリスが女子大生になってて恋愛模様が入ってるとか、そもそもアリス抜きで火村が一人で活躍するとか、そういうやつか。
自分で思いついて頭が痛い。原作への敬意のかけらもない。
本当にそういう提案だったなら、その人は推理小説を通ってこなかったんだろう。
映像に絞っても、私自身テレビできちんと見た探偵ものはNHKでやっていたシャーロック・ホームズ(J・ブレット)と名探偵ポワロ(D・スーシェ)くらいだけど、でもワトソンのいないホームズ、ヘイスティングスのいないポワロはありえない。謎解きには必要なのは一人の超人的ヒーローじゃなく「会話」をしてくれる相棒だ。

雛人形をしまう。また来年。


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