東京の片隅から
目次きのうあした


2016年02月26日(金) お手並み拝見

春の単発ドラマ?で香取慎吾主演で「ポーの一族」原案ものをやるらしい。
いろいろ調べると、もっと似た作品は他に存在していて、そちらの作者に映像化を蹴られたので同じバンパイヤもので設定が被る「ポー」から引いてきたのではないかという推測をしている人も。まぁバンパイヤものは古今東西沢山あるし、真相は闇の中だけど、作品紹介を見る限り、原案どころか不老不死設定しかあってない予感で、監督の自己満足になるのではないかと危惧。もちろん慎吾ちゃんには非はない。
わざわざそこで本来の読者層である40代以上の元少女たちを敵に回すような「ポー」の名前を出さなくても良かったのではないかと私は思うのだが、わざわざ名前を出して最近ドラマから離れていたその層の呼び戻しを狙ったのか、それとも少女漫画ファンなんて少数派だから無視して良いと考えたのか、もっと悪意にも似た単純さで萩尾望都布教活動をしようとしたのか、はたまたあとから「ポーのパクリ」と炎上する前に公開しておこうという制作者側の方針なのか、もっと単純に話題商法なのか。
まぁここは黙ってお手並み拝見するのが大人としての流儀なのだろうと思う。元々ドラマ見ないけど。

最も驚いたのは、私よりも若い世代なのだろうけど、萩尾望都も「ポーの一族」も知らなかったという人たちが結構いることで、これをきっかけにもっと萩尾望都作品を知ってもらえればいいなぁと、そこは素直に思うのであった。
でもヘッセもワイルドも読んでいなさそうな今の若いお嬢さんたちに、あの作品を理解してもらえるかなぁ。


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