東京の片隅から
目次きのうあした


2015年07月23日(木) 絵を描く

子どもは放っておくとずっと絵を描いている。
保育園で出たお題、自分と両親、犬やカメなどのペットたち。アニメのキャラクター。
ただただ描くのが楽しいらしい。
楽しく描ける時期は短いから、好きなように描けばいいと思って(迷っているときにときどきアドバイスはするが)基本的にあまり干渉しない。

結婚するまでずっと絵を描いていた。たぶんマンガ絵の落書き程度のものも含めて全く何も描かない日はなかっただろうと思うくらい。
絵を描くのは楽しい反面、苦痛でもあった。描けば描くほど自分の才能のなさを思い知らされる。
授業では、期限内に仕上げるからそこそこ点はもらえる。でも評価がAaBbCcとあったら良くてB、たいていb。上手い子との差は自分の目から見ても歴然。小学生の時もコンクールに出されるのは他の子の絵。中高と美術部に入ってはいたが取り置かれて飾られたことはなかった。大学に入って授業の評価点からは解放されたが、やはり誰かから褒められたことはない。褒められたくて絵を描いていたわけではないけれど、それでも評価されれば嬉しいのは事実で、描かずにはいられないのに、描くと苦しい。

この子もいずれそういう気持ちを味わうのだろうか。今はただ楽しくあれ、と思う。


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