東京の片隅から
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ちょっと前の話になるけど、6月初旬に終了した鳥獣戯画展についてのツイートで、「3時間待ったけど見られなくてあきらめて帰った。1600円払って並ばされただけ」というものがあって、ずいぶん拡散されていた。
元のツイート主は美術展に行き慣れていない人だったのかな、と思う。 特別展でしかも教科書にも載っているくらいメジャーな題材だったら並ぶのは必須。待ち時間を減らしたいなら開館時間までに会場に行って並ぶのが一番の早道。休日ならなおさら。 チケット売場で「現在の入場待ち時間は○○分、会場内待ち時間は○○分です」と告示されているから、見るか見ないかの判断材料はこちらに示されている。 それに絵巻物だから展示ケースに寄らないと見られない=列が進まないのは容易に想像できる。 そういうのにピンと来ていないのが、展覧会の類に慣れていない人なのかな、と思わされた。
もっと残念なのが、ツイッターで呟く環境がありながら、「鳥獣戯画展」の中の人たちが日々刻々と呟いている混雑状況のツイートを見ていなかったらしいことだ。 見ていたら行く前にわかる。オフィシャルじゃなくても「鳥獣戯画」で検索すれば実際に行った人たちが「150分並んで見たのは5分」とか呟いてる。 行く前にチェックしなかったのかなぁ。だって一緒に並んでいたおじいちゃんおばあちゃんたち、みんなインターネットなんて触ってないし携帯電話もらくらくホンだったけど「テレビや新聞で宣伝しまくっていたから混んでいると思って朝イチで来た」ってちゃんと状況をお見通しなわけですよ。 せっかくの環境があるのにもったいないことだと思う。
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