東京の片隅から
目次|きのう|あした
今日は立秋。 学生時代暑中見舞いにするか残暑見舞いにするか、迷いながら書いたのを思い出す。書いている今は立秋前でも相手のところに届く頃には立秋後になってしまうときが一番悩ましいのだった。あきらめて立秋が来てから書けば問題は解決するのだが、引き延ばしたくないのが性分。ちょうど合宿から帰って後輩たちが故郷からはがきを寄越すのがこの時期だった。自分は貧血と熱中症と胃痛に悩まされ満身創痍バンテリンと太田胃散を装備して道場に通っていた。だって幹部学年は自分一人だったし、夏稽古は出た分だけ秋からの伸びが違うので2年生にも出て欲しいけど毎回出たらたぶん怪我する。人身御供の代わりがいないなら自分が出るしかない。 上の学年への意地だけでやっていたけど、今考えるとそこまで頑張らなくてもよかったんだな。
このところとにかく暑くて夕立もなくて、西日本と足して二で割れないものかと真剣に考えるのだが、それでも夕方保育園お迎えの時間に見上げた空は、高く青く高層雲が漣のように流れ、なりそこないの鱗雲も。それはまるで波打ち際のようで、ちょっと見惚れる。一番好きな空の色。 家に帰ればスズムシとコオロギの大合唱。 そういえばこの前行った公園でも萩の花が咲き始めていたし、もう秋はすぐそこまで来ているらしい。
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