上の子の出産時にお世話になった先生がテレビのインタビューに出ていた。柔らかいわかりやすい話し方は変わっていない。ずいぶん白髪が増えたな、痩せたな、というのが第一印象。でもちょっと考えたら当たり前、お世話になったのはもう10年近く前のことなのだった。今でも病院の最寄り駅を通るときは胸がちくちくするし、あのNICUの扉を開ければあの子が待っているような気がする。自分の手で湯灌して葬儀も出したのに、まだそんな気がする。