東京の片隅から
目次きのうあした


2013年04月17日(水) ルーベンスとミュシャ

行きたい展覧会が重なっていて、土日はどうも動けそうにない。
というわけで、ダンナの出張中を狙って有休を取りました(笑)

朝、渋谷のルーベンス展へ。
フライング気味でチケット屋で前売り券を買い、開館とほぼ同時に入場。
会期末に近いせいか、平日の昼間でもかなりの混雑。
日本でルーベスト言えばフランダースの犬なわけで、アニメを知っている世代から上が多い、東急bunkamuraのいつもの客層。
ギリシャ神話と聖書の知識がないと理解しにくい題材が多いんだけど、当時なぜこのテーマが選ばれた(人気があった)のかを考えると奥が深そう。
当時の時代背景などはパネルで上手く説明されていたかな。世界史の知識がないとそれすら訳がわからないと思うが(苦笑)
工房のシステムの説明も含め、パネルの説明が上手でした。
銅版画を見て、網掛け作業を思い出してしまったのは元漫画研究会のサガですな・・・。
油絵の筆致は、顔はやはりきちんと書き込んでいるんだけど洋服などは意外とラフで、同時代のブリューゲルとはかなり雰囲気が違う。全体的にもっと細かいタッチかと思っていたので、そこはかなり意外でした。

あ、会場にデートとおぼしきカップルさんがいたんだけど、「ルーベンスって人気あるんだぁ」なんて台詞を始め、もういろいろと突っ込みたい会話のオンパレード。突っ込みたくなるからこちらから距離を取っても、なぜか次の展示室でまた近くにいたりする(苦笑)
どちらのチョイスかわからないけど、デートの場所と相手は選んだ方がいいと思うよ・・・。

ルーベンス展を午前中には見終わり、昼食を手っ取り早く済ませて渋谷駅から六本木ヒルズ直行バスに乗り込み、六本木へ。

ミュシャ展もルーベンスと同じくらい混んでいた。もっともミュシャ展の場合、一番混んでいるのは物販なんだけど。
ミュシャ展そのものはもう3回目くらいだが(うち2回は20年くらい前)、今回はスラヴ民族としてのアイデンティティに重点を置いた展示。だからパリ時代の版画やデザインワークは少なめで、プラハに戻ってからの作品がメイン。
これも世界史の出来事を並列で書いた年譜がわかりやすかった。というか、それを抜きにしては彼の変遷は欠かせないわけで。あぁそうか、と改めて思うところも。
展示スペースの関係か、「スラヴ叙事詩」は持ってこられなかったけど、そのあたりは映像展示でカバー。
個人的には20年以上前の最初の展覧会で見た「イヴァンチッチェの思い出」がまた見られたのが良かったです。
小さい絵なんだけどね。なんとも言えずいいんだよね。

そしてここにもいるんだバカップルが・・・。「ミュシャって100年くらい前なんだ全然新しいじゃん(それはそうだよね)そんな新しい人でも展覧会やるんだ(・・・?!いや生きてる人でも展覧会やるよ!)」なんていう若いカップルとか、ポスター原画を見て「うちにはもっと大きいのがあるで、20年くらい前に買ったやつだけどなハハハ」って言うバブル引きずってるおっちゃんと若い女の子のカップルとか、もうどうしてくれようって感じですよ。

一日に展覧会のハシゴなんて普通はしないんだけど、流石にそうも言ってられない。流石に脚が疲れた。
でも偶然か、ルーベンスもミュシャも芸術家でありながら工房制というか、作品が広く流通する前提で(銅版画やポスターなど)制作する環境だったんで、下絵と完成品の差異などのプロセスに共通するものを感じたりして、面白かった。

保育園のお迎えまでちょっと時間があったので、上野に寄ってちょっと休憩してからマルイと松坂屋へ。去年マルイでスーツを買ったときに実感したんだけど、もうそういうフォーマル以外では自分の年齢的にも体型的にも(爆)マルイは卒業だな、と。
でも普通のデパートだとプロパーで買うには高いんだよねぇ・・・カットソー1万5千円は手が出ない。
結局無印でシャツを1枚買って終了。

なんとかいつものお迎えの時間に間に合ったけどぐったり。

さー今度はラファエロだ。前売り買って自分にプレッシャー掛けてみますよ。


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