東京の片隅から
目次きのうあした


2013年01月27日(日) 名前

アルジェリアでの事件に関して、氏名の公表についていろいろあったけど、このタイミングでの公表がベストだったと思う。
公表の是非そのものに関してもインターネット上ではいろいろ意見があったようだ。公表しないという選択肢もあったかもしれない。

ずいぶん昔の話になるが、私の叔父はプラント輸出に関わる仕事をしていて、アジアやアフリカに行っていた。子どもの頃だから良く覚えていないが、ほとんど家(独身だったので一緒に住んでいた、らしい)にいなかった記憶だけはある。好物であるジャガイモと若布の味噌汁が朝の食卓に並ぶのが、叔父が家に帰ってきているというしるしだった。

10年ほど前、姉は海外青年協力隊で国外に出ていた。基本的にあまりコミュニケーションを取らないきょうだいで(仲が悪いわけではなく、お互い用事がないと連絡しない)ときどきメールのやりとり。少ない文字数の中で、何とかやっているのだな、と察していた。

二人とも無事で今に至るのだが、やはり留守家族の経験があるものとしては、遊びで行ったわけではないのだから、もし万が一のことがあったときは、名前を公表されても構わないと思っている。
家族といえど立派な大人であり、そこには他の家族が知らない人間関係もある。興味本位で連絡してくる知り合いもいるだろう。それでも、興味本位ででも思い出してくれるのは有り難いのではないか、そうも思うのである。
もちろん、そこにはマスコミの皆さんの自制的な報道も求めたいのであるが。


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