東京の片隅から
目次きのうあした


2012年11月10日(土) 「  」が欲しい

『何か欲しいものはないのか』と聞かれて、何も思いつかなかった。

正確には、「言えるものが」思いつかなかった。

春秋の季節に着るコートがあったらいいなぁとか、そろそろ自分用の財布を新しくしようかなぁとか、思うことはないわけではない。
けど、それが自分の中で絶対必要かというと、優先順位がそこまで高くない。
子どもが小さいから身の回りには洗えるもの・汚れても手荒に扱われても困らないものしか置けないし、太ってしまったから洋服に対する意識も下がりっぱなし。

形のないものでいうなら、何も気にしなくていい自分のためだけに使える自由時間が欲しいと思わなくもない。でもそれは私以上に自分の時間のないまーさんに言ってはいけないと思う。

結婚してからコンポはあるけど「自分のじゃないから」(←ここ重要)CDは買うけど家で音楽を聴かなくなった。出産してからはCDは遅れ遅れで買うけど、封も切っていないのがたくさんある状態。
そういうものを何も気にせず聴ける環境が欲しい。
別にコンポを使うなといわれているわけではない。自分の気持ちの問題で、「他人が触らない自分のもの」でないと音楽を聴く気がしないのだ。
これはコンポに限った話でなく、本やその他のものに関しても、昔から自分の中にある感覚。大家族の中で育ってテリトリー意識が過剰に強い自分のこの感覚は、一人っ子で何でも自分のものだったまーさんには一生理解してもらえないと思う。
特に電化製品、情報機器に関しては、興味があるまーさんが所有者である私よりも先にいじりだしてしまう。そのときの何とも言えない嫌な気持ち、買ったばかりなのに捨ててしまいたい気持ちは、100%わかってもらえないし、言う気もない。


はる |MAIL