東京の片隅から
目次|きのう|あした
今日は成人式で、住んでいる場所柄、キャバクラか仮装大賞かというもうどうしようもない格好の新成人も見かけるわけで、なんでこういうやつが元気であいつが死ななきゃいけないんだ、と世界の理不尽さを感じたり。 たぶん行き帰りの電車の中で自分はかなり怖い顔をしていたと思う。
友人の通夜。無宗教式のお別れ会。 最寄り駅に降りて地図を見ていると背後から声をかけられる。そして信号の向こうに見慣れた後ろ姿。 なんだか実感が湧かないまま3人で会場へ。 久しぶりの顔が並ぶ中、友人が眠っている。
会うのは6年ぶりだ。最後に会ったのは彼女の結婚式だった。 棺の中にいる彼女はやっぱりいつも通り美人で、今にもいつも通り片手をあげて「やあ」と言って起きあがりそうで、でもやっぱり触れると冷たい。
「あいつ」と書いたが、仲間内で一番の美人だった。美人というよりも美形という言葉の方がぴったりくるかな。 香港旅行で食事のたびにナンパされていたっけ(笑) 最初に会ったときに市松人形みたいな黒髪ボブがとても似合っていて、こんな美人がいるのか、と思った。 でも話し出すと超マニアック。 だから三人称は「彼女」というよりも「あいつ」という言葉がぴったりくるんだよねw
帰り道、満月が綺麗だった。 駅からの帰り道にもうあいつといろいろ話すことができないんだなぁと思う。 あいつの笑顔の挨拶も、もう聞けないんだな。
未だ実感が湧かない。
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