川上弘美「どこから行っても遠い町」読了。登場人物が少しずつ重なる短編連作。最後まで読むとまた最初にループするような、そんな感覚、なのだが、でも同じ場所には着地できない、そんな印象もある。同じ場所でぐるりと1回転したはずなのに、361度回ってしまっていて、ちょっと見える景色が変わっている。そういう感じかなぁ。自分の語彙ではうまく言えないのがもどかしい。