東京の片隅から
目次きのうあした


2000年10月16日(月) 季節の匂い

金木犀が咲いている。会社の横でも咲いている。
今日は一日玄関の工事だったので、ドアは開けっ放し。ロビーも、エレベーターの中も金木犀の淡い香り。
金木犀のお茶とかあったよなあと思いながら、何かちょっと幸せな気分である。

私は「匂い」を鼻でなく喉で感じる。このところ久しぶりに嗅覚過敏になっていて、人の香水の匂いとかやたら敏感である。
不便なこともあるが、家に帰ると今日の夕飯がなんだか分かるのは便利かも(笑)。何の野菜を茹でているかまで結構当てられる。ちょっとしたゲーム。

うちの部屋に書類を持ってくる派遣社員の人は白檀の匂いがする。

会社帰りに下北沢にライヴを見に行く。

りんごを買った。この時期、紅玉に目がない私にとって八百屋は誘惑が多い。生で食べてもよし、火を入れてもよし。でもサラダだけは勘弁。
でもりんごを抱えてライヴに行くのはかなり変人だと思う。
家に帰ったらちょっとヤニ臭いりんごになっていた。

何を作ろうか。


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