東京の片隅から
目次きのうあした


2000年10月09日(月) 雨あがる

起きたら昼だった。

昼食を食べて、午後、「M」を見に妹と上野へ。
「M」というのはベジャールが振り付けしたバレエだ。「M」はミシマのM。
今ベジャールバレエ団が来日中で、「春の祭典」やら「ボレロ」やらかなりおいしいラインナップ。妹は何日か通ったらしい(笑)。このチケットも行くはずだった彼女の友達が行かれなくなったためのタナボタチケット。

三島由紀夫というのは私は「金閣寺」「仮面の告白」くらいしか読んだことがないのだが、わかるようなわからないような。
でも結構女性的な人なんだなあとは思う。何でそう思うかっていうと、ボディービルとか好きだから。体を鍛えることが好きな男性って、私の周囲では意外と女性的な人が多いのだ。それでなきゃマゾ。
私は大学の時武道をやったけど、自分の体を追い込んでいくって、かなり楽しい作業なのだ。ただでさえほっとくとくよくよ下らないことで悩むので、体をひたすら動かして頭を真っ白にするのが結構楽しかった。今はすっかりごぶさたですが、なにか続けられるといいのかなとは思う。

「M」は群舞「海」の動きと舞台装置が素晴らしかった。「シ(死)」よりもこっちのほうが気になる。舞台装置と言っても大掛かりなものは何もなくて、ただ可動壁があって、ときどき部分的に幕が降りて、あとは光。良かった。


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