夢ちゃんWELCOMEざます!
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2008年04月16日(水) 今はとても幸せであるということ。

並んで歩く時は、いつも手をつないでいる。
私が出す手にゆめ子が自分の手を重ねてきたり、
ゆめ子の方から私の手を握ってきたり、
歩いて進むという流れの中で、
自然に手をつないでいる。

赤ちゃんの時から比べれば
随分と大きく成長しているけれど、
それでもまだ、私の手の中に
すっぽり納まってしまう小さな手を握る時、
ゆめ子への愛おしさを改めて感じる。

今朝も、バス停までの道のりを
いつものように手をつないで歩いていた。

その時ふと、
いつまでこうやってつなげるのかな、と考えた。
手をつながなくなる時は、
必ず近い将来にやってくる。
きっとゆめ子の方から、
手をつなぐことを止めていくのだと思う。

もう手袋はいらないでしょう?と言って
外に出たある日、
春になったとは言え、朝はまだまだ肌寒く、
手をつないだ瞬間に
「お母さんの手はあったかいねー」と
ゆめ子がニッコリ笑いかけてきた時があった。

手をつながなくなれば、
ゆめ子は私の手の温かさなんて忘れるだろう。
そして手をつないで歩いていた事自体を
忘れてしまうだろう。

こんな、すぐに記憶の奥底に沈みこんでいくような
ささやかで、ふんわりと幸せな時間を
積み重ねているうちに、
親離れ前の子育て期間は終わってしまうんだなぁ。

今はとても幸せであるということも、
日常生活の中ではすぐに忘れてしまうんだけど、
いつか、ココを読み返した時に、
間違いなく幸せな時間を過ごしていたことを、
しっかり思い出してね。>自分


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いつか「日記才人」が復活することを願って放置。


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夢吉