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2003年08月23日(土)
♪『ゴールデン・バレエ・コー・スター』・『ノートルダム・ド・パリ』BBSより

BBSより拾い文です。

◆ 『ゴールデン・バレエ・コー・スター』(8・11)

『ゴールデン・バレエ・コー・スター』なるバレエ公演に行ってきました。
しかし『世界バレエ・フェス』の手馴れた職人技のような舞台進行の後、これを観てしまうと、不手際の多さが残念に思えてしまいました。
例えば、舞台で違う演目の2人が間違えて出てきちゃうとか、タイミングの悪い暗転や幕下ろしなど…まだ他にもいくつか…。
それと、子供にバレエ習わせている親子と思われる人が多く、踊りの最中にヒソヒソお喋りばかりしていて、せっかく踊っているダンサーがかわいそうになる場面もチラホラ…。

でも公演自体は、珍しい作品も見れたし、まあ良かったと思います。
今日の最大の功労者は、ドミトリー・シムキンと息子?のダニエル・シムキン、←この子がメッチャ可愛い&テクもあるし超綺麗な踊りをします。(15、6歳らしいが顔は小学生くらいに見える)

ドミトリーさんの方は、『バレエ・フェス』でバランキエヴィッチが踊って話題となった『レ・ブルジョワ』、こちらのプログラムでは『ブルジョワジー』を踊り、やっぱり大ウケだった。
以前にも『Le Gala Des Etoiles』東京公演で、シムキンさんの踊りを見て、是非もう一度見たいと思って今回チケットを買ったのです。

2人とも素晴らしかったが、私としては若さと明るさという点では、バランキエヴィッチ。
渋さとあの普通で地味目のお姿から想像出来ないほどの個性という点ではシムキンさんといったところでしょうか。楽しいな〜この演目。
踊る人もウィットに飛んでいてGoodです。

あと、ヤンヤン・タンのやわらかさと美しい肢体にはウットリ。ABTのホアキン・デ・ルーズとマリア・リチェットはこの前見たコレーラじゃないけれど、ああいった類の超絶を見せて、客席を盛り上げてくれました。

日本人では下村由里恵さんが特に良かったです。以前「情熱大陸」で取り上げられた針山愛美さんも細い柔らかな腕が印象的でした。 
こちらの公演もバレエ団の枠組みから離れていろいろなダンサーが一度に見られるという意味では、「プチ・バレエ・フェス」という感じですね。


 ◆ローラン・プティの世界『ノートルダム・ド・パリ』(8・23)

ルシア・ラカッラ(エスメラルダ)、ジェレミー・ベランガール(カジモド)、バンジャマン・ペッシュ(フロロ)、このような夢のようなキャストが出演。
しかもプティ作品というので、バレエ・フェス貧乏になってはいましたが、観ないわけにはまいりません!!
という訳で、渋谷オーチャードホールに行ってきました。

でも、平日&公演数が多いせいか、客席も後方や左右わきは空席があってとても残念。
ちなみに私の席は後ろの方ではなかったですが、中央ブロックでない為か、その列は私だけ。(前後には、けっこう座っていました)

で、ラカッラってやっぱり類まれな凄いダンサーだなぁと感心しました。
コケティッシュでキュート、表情もいいですし、バランス感覚も優れている。なによりも、あの完璧なスタイルに理想的な筋肉の付いた身体。
強靭なのに滑らかで柔らかくて、足先がとても綺麗、まさに踊る為に生まれてきたミューズだわ!!ラカッラのダンスを見ないなんて絶対にもったいないと思いますよ。

彼女は今でも、前髪おろした髪型でとても可愛かったですね。
もっと頻繁に来て欲しいダンサー。古典バレエの表現も見てみたいなぁ。

ベランガールはかなり痩せたように見えました。ルグリのグループ公演(丸かった)→プティ・グラン・ガラ(大分痩せている)→今回(更に細くなった)やっぱり素敵!!
醜い鐘つき男の自信のなさ、献身的に密かにエスメラルダを思っている姿を、好演していました。(←醜く見えない。だって魅力的なんだもの...)

フロロ=ペッシュも若くてきれいすぎます。ダンスが大変見事で悪役を演じる上でのアクはそんなにありませんが、素敵でしたよ。

フェビュス役のアルタンフヤグ・ドゥガラーがどうしても上記の3人から比べると、だいぶ落ちる…。表情にしまりがないし、幼児体型に見えるのよ〜(ゴメン)

カーテンコールにプティも登場!! 可愛い方だなぁ。並んだら誰よりも大きかった。