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原題は、『チャンスのゲーム』。 マッケンジーの家長ウルフとメアリーに路上で保護され、 養子となった14歳の少年、チャンスのロマンス。 その名のとおり、手にしたチャンスを活かし、 マッケンジーの男として"強く賢く美しく"成長した。
路上で育つという最悪の生い立ちから 有無をいわせず家庭のぬくもりへ引きずり込んだのは、 元教師だったウルフの妻メアリー。 チャンスもまた、ウルフと同じ血を─インディアンの部族の血統を 受け継いでいたのだった。 大人になったチャンスは、家族のなかで 最も信頼しあっているすぐ上の兄ゼインと同じく、 公的機関の裏側で、危険きわまりない任務を好んで遂行している。
そういえば、マッケンジー家って、みんな、 職場恋愛結婚!? ウルフの場合も、最初は仕事がらみだった。 ジョーも、ゼインも、末娘のメアリスも。 しかも、兄弟たちの選んだ相手は、タイプは微妙にちがっても、 母親のメアリーにそっくり!? それでは、血のつながらないチャンスの場合は? おそらくこのシリーズを読んでいる誰もが思うだろう。 あのチャンスがどんな女性と出会って、どう変わるか。 チャンスは自分が結婚などと生涯無縁だと思っている。 そういうことは日の当たるところで育った人々の特権だから。
さすがに、一筋縄ではいかない相手であった。 いや、ある意味では強すぎる一筋縄だったというべきか。 サニーはその名のとおり、太陽のようにチャンスを照らす。 笑顔とユーモアのダブルパワーで、チャンスが 二度とふたたび、雲にかくれることのないように。 (マーズ)
『危険な駆け引き』 著者:リンダ・ハワード / 訳:黒瀬みな / 出版社:ハーレクイン
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管理者:お天気猫や
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