職場のT君38歳独身、ライブ好き。
今夏もサマソニに一人でお泊り参戦してきたらしい。
帰ってきてからも興奮冷めやらず、「amiさん、いいもの見せてあげる。」とタイムテーブルを自慢げに見せてくれたりする。
もっとも、見せてもらっても知らないアーティストばっかりなので「好きなライブに行けて良かったね。」ぐらいにしかこちらもコメントが出せない。
だいたい、いい年をしてこんな安月給(私たちの仕事は男女、学歴に関係なく全くの能力給)じゃ、お嫁さんももらえないわね。将来どうするつもりかしら。
帰宅してから娘にT君のことを話したら、「ママがいつもライブのコメントを会社で話してもきっとみんなも同じ気持ちだよ。『コメントに困る』ってね」
母、言われてしまった。ずばりそうでしょう!
同僚に言われてますもん。
「だって、そんな大阪までライブに行ったらお金が掛かるでしょう?」
うげっ!
良いのよ、私はみんなみたいにお洋服にも宝飾品にもお金をかけないし、タバコもパチンコもやらないし、お酒は外では一切飲まず、うちで発泡酒を飲むくらいだし、別のところでお金を使っても撥は当たらないでしょう。
価値観って、みんなそれぞれ違うのねん。
私は音楽にはお金は惜しまないけど、周りはまた違うみたい。
みんなから見ると私はもしかしてちょっと、変わってる!?