新規のお客様から公衆電話で注文がありました。
お名前は女性なのに明らかに男性の声。
仰るご住所は首都圏ですが、ことばは関西弁でした。
「失礼ですが」と前置きをして、電話を掛けているご本人様のお名前も「博多の『博』と書いて『ひろし』」と伺いました。
注文の品は、健康食品と、円座とベッドと高級リクライニングチェアと蜂蜜。
奥様が健康に気を使っていて5ページにわたって全商品をご注文。
蜂蜜とベッドの使い方まで丁寧に説明されて受注に掛かった時間はおよそ20分。
お支払いは代引き。
電話を切ったら、即マネージャーに「いたずら電話だと思います。」と報告し、2日後、間違いなくいたずら電話と確認ができ、即、要注意リストに載りました。
お客様は実存する関東地方在住の女性で、関西方面から成りすまし注文の嫌がらせを受け続けているのだそうです。
成りすましの注文者。
決定的なミスをしています。
私どもがお取り扱いをしているカタログ。
ご請求を頂いた際に電話登録をしています。
ところが、成りすまし注文者が言った電話番号は全くの新規。
カタログを何冊も持っていたのに登録がありませんでした。
明らかにカタログ請求者と別人です。
勘の鈍いお馬鹿な人は騙せても、普通のオペレーターは騙されませんよ。
成りすましさん、残念でした。
それにしても、私も注文でもない電話に長い時間引っ張りまわされたし、会社も確認やなにやらで大忙し、名前を語られた人も嫌な思いをしたでしょうし、本当に迷惑なやつが世の中にはいるもので、そんな悪いやつは、早く捕まって欲しいところです。