今日は病院の診察日でした。
待合室で見知らぬ人に声をかけられました。
１０年前、娘が保育園児の時に一緒に保護者会の役をやったお母さんでした。
それから、診察の順番が来るまでの１時間近くもの間、彼女は、自分の子供と知り合いの子供の近況報告をし続けていました。
どこの子がどこそこの学校に行っただの今、部活は何をやっているだの、自分の子は今大学生で頭がモヒカンで、などと正直、私には全く興味の無いことばかりでした。
また、その方には、子供が３人いて、一番上の子が昨日成人式で、式も何の事件も無く滞りなく行われたと喜んでいました。





あ、あの・・・成人式って親も参加するんでしたっけ。
少なくとも私の時は親は来ませんでしたけど・・・。



待ち時間の間、ゆっくり本でも読みたかったのに、全く無駄な時間をすごしてしまいました。
あの方、子供が旅立ったらどうするのかしら。
もしかして、ご近所の方に自分の子供の近況報告をしまくるのかしら。
そんなことを聞いてもだれも嬉しくないと思うし、他人にとっては全くの無駄な時間だとしか思えないんですよね。


そんな彼女を空の巣症候群予備軍だと感じた悲しい待合室でした。