私の両親はもう75歳くらいです。
両親の希望は私の弟夫婦に面倒を見てもらいたいらしいのですが、その夢はいまだに叶わず、老人の二人暮しです。
で、弟の代わりに私がすることといったら、季節の贈り物を郵便で届けることぐらいです。
1月 母の誕生日
5月 母の日
6月 父の日
7月 お中元
9月 敬老の日
9月 父の誕生日
12月 お歳暮
数えてみたら、1年の半分は何かを送っています。
日々面倒を見ていない罪滅ぼしといったところでしょうか。
でも、ふと気付くと、贈り物って自分が欲しいものを贈っていたりするんですよね。
いつも自分の口には入らないようなものを両親には贈っていたりするので、自分でも笑ってしまいます。
そんな私が、今回初めて、両親へ贈ったお中元と同じものを自分にも買いました。ネットのカタログを見ていたら無性に食べたくなったのです。
実際に食べてみたら、いつも自分がスーパーで買う一個98円のものとは、お味が全然違い、いと美味しく、幸福感でいっぱいになりました。
こんなに小額でこんなにも幸せな気持ちになれるのなら、たまには両親だけでなく、頑張っている自分にご褒美も良いかも知れません。
ひとつしかないラフランスは「自分が大事」と自分で頂きました(笑)