20年ほど前に「新人類」ということばが広まりました。
一般常識の通用しない若者のこと、大辞泉によると「従来なかった考え方や感じ方をする若い世代を、新しく現れた人類とみなしていう語」だそうです。
新しく同僚になった人の中には、まさにこの新人類と言う言葉がぴったりの人がいます。
年の頃は20代前半、朝、自ら挨拶を絶対にしないだけでなく、こちらが「おはようございます!」と挨拶しても全くうんともすんとも言わない変な奴です。
そ奴が、今日私の後ろを付いて回りました。
私が右に行くと、そ奴も右へ、私がわざとUターンすると、そ奴もUターンするのです。あんまりうっとうしいから「なんか用!?」と声を荒げて聞いたら、そやつときたら私の背中を指して「これ、これ」と初めて発声しました。
「あれ?あなたBUMPファンなの!?」と聞いたら「はい」と小さく頷きました。
「ライブ行ってる?」と聞いたら「何度電話を掛けても取れたこと無いんです。」との答え。
思わず「じゃ、今度チケットを取る時は2枚予約するね」と言ったら、今まで死んだような目をしてきた子の目が途端にキラキラ輝いて「お願いします」と、別人に変身しました。
苦節4年(?)職場で初めてBUMPファンに出会った日でした(笑)