桜桃日記 ami
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2004年10月07日(木) 母親


仕事をしていて良いと思うことは、色々な人に出会えることです。
人格を疑う嫌な人もいます。
そんな人に出会った時は、反面教師で「ああいう人間にはならにようにしよう。」と自分に言い聞かせます。
いつも自分の個人的な感情を表に出して、立場の低い人間に当り散らすような上司は、見ていてむしろ哀れになったりします。
反対に、気配りが行き届いていて、そのため部下も多少の無理も気持ちよく引き受けられる環境を作っている上司を見ると「人の使い方が上手だなぁ」と感心させられます。そういうことは、家にじっといるだけではなかなか味わえない貴重な経験だと思います。


でも、最近はもっと身につまされることが有ります。
それは、「母親」という存在です。
同僚には、母子家庭の子が何人かいます。
離婚して片親になった子もいます。
でも、もっと「どきっと」させられたのは、子供を一人で産み育てている子がいることです。
そういえば「子供が生まれたときから片親」の場合、出産時や交通事故で母親が亡くなるというケースはたまに聞きますが、多くの場合は、シングルマザーで出産するケースでしょう。
そう考えてみると、女性は強いと思います。
同僚も生活はなかなか大変そうですが、一家の大黒柱という緊張と責任感からか本当に生き生きとしていて綺麗です。
多くの片親の場合、男親の片親の方が生活に張りがなく辛そうに映ります。
母親、母性。
世の中には虐待や育児放棄をする馬鹿親もいますが、私の周りを見る限り「母は強くて輝いている」そんな印象です。
仕事をしていて、母親であることを改めて嬉しく思いました。





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