桜桃日記 ami
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2004年08月25日(水) 迷子案内人


この三日間で迷子のお世話をする機会が2回も有りました。
最初は近所のコ●マ電気内2階にあるドラッグストアでした。
裸足の4〜5歳児二人組みが商品を両手にいっぱい抱えて走り回っていました。
その時点で買い物客のこちらはいい加減迷惑だったのですが、いつも通り店員は子供をたしなめることも無く放置しっぱなし。
私は自分の購入希望の商品をかごに入れてレジに差し出しました。
すると、今まで走り回っていた子供が「おしっこぉ〜」と両手に料金未払いの商品を握ったまま私に近づいて来たでは有りませんか。
びっくりしてレジにいた店員に「この子たち商品をいっぱい手に持ちながら『おしっこ』って言ってるわよ。早く、トイレに連れて行かないとこの店内にお漏らしされるわよ。」と知らせました。


そうしたら、何を思ったか店員、この客の私に向かって



























お客様の精算をお待ちしていますから


先にトイレに連れて行ってください
















ええ、コジマドラッグの店員は、何の迷いも無く平然と客の私に向かって全くの赤の他人の子供を「トイレに連れて行け」と言ってくれたのです。
本当なら「なんで客の私が他人の子をトイレに連れて行かなくちゃいけないの!? 店員のあなたが連れて行きなさい!!」と言い返したいところですが、そうすると頭の悪い気の利かないあの店員のことだから、ベルを押して他の店員の助けを求めることも無く「私がレジを離れると誰もいなくなって困りますから」とか何とか言い訳をして、その間によその子がお漏らしをしてしまいそうだったので、かなりカチンと来ながら、自分の買い物は後回しにしてどこの誰の子とも分からないよそ様の子の手を引いてトイレに向かったのでした。
しかし、時、既に遅く、
「もう、出ちゃった」とその男の子が言ったので、私も途中でレジに戻り、「もう、おしっこ出たらしいから、後はよろしく」と言って自分の買いたい物を精算してもらいました。男の子って女の子と違っておしっこを小出しにできるんですね。ああ、不幸中の幸い。これが女の子なら一度出たら出し切るまで止まりませんもん。そうなったら、確実に売り場の床はおしっこまみれになるところでした。
私が、そんな苦労をしている間も相変わらずその二人の両親は現れず、店員は私に対して一言の礼も言わず、子供たちは裸足のまま、商品のお菓子をいっぱい握って走り回っていました。
多分、両親は、一階のプレイスポットに子供だけを置き去りにし、御自分たちはお買い物に夢中だったのでしょう。
あんな子達なら「おばちゃんがお菓子を買ってあげるからついておいで」と言ったら間違いなくついて来るでしょう。



そんな嫌な思いをしてわずか2日後、今度は
アウトレットショップ街でも同じような経験をしました。
入り口で2歳位の女児が「ママァ〜 ママァ〜」と大泣きしながら、右に左に歩いているのです。
しばらく様子を見ていましたが、周りの人は「あの子迷子だわ」と言いながら横を通り過ぎるだけです。
荷物預かり所の35歳位の男性店員も子供に気付き見ていました。
なので、私がその店員に「あの子迷子みたいですよ。」と知らせました。
そうしたら、またもや店員に










そうみたいですね。


迷子センターに連れて行ってください。







なんて、言われちまいました。
ええ、そうです。8月24日(火)午後1時30分頃、ジャズドリーム長島の入り口の荷物預かり所の横でIDカードを首からぶら下げて、バルーンを売ってたおっさん、あんたです。



客の私がたくさんの買い物をして両手がふさがっていると分かっていながら、他人の子供を迷子センターまで連れて行けと言ったあんたは偉い!!



可愛そうで、可愛そうで見ていられなくなったおばはんは、買い物の袋をいっぱい抱えて、「ふーふー」言いながら、可愛い迷子ちゃんをインフォメーションセンターまでお届けいたしました。
それからが、また大変。
その可愛い迷子ちゃんは、おばちゃんから離れようとせず、「抱っこぉ〜」。
係員のお姉さんの手をはたいて、おばさんに抱っこをせがみます。
良いですけどね、このふわふわ柔らかい触り心地はこの幼児期くらいまでしか味わえませんからね。おばさん、早く孫が抱きたくなりましたよ。
そんなわけで、迷子ちゃんと一緒になってお母さんの現れるのを待ちましたとさ。
お願いですから、係員のお姉さんも子供が好きそうなぬいぐるみをひとつ置いておくとか、もう少し子供のご機嫌を取る方法を考えておいて下さいね。




なわけで、どちらの迷子さんも私が悪いおばさんだったら簡単に誘拐できそうな状態でした。保護者の皆さん、お子さんの手は離さないで下さいね。赤の他人に迷惑を掛けていますよ。


ああ、それにしてもあの2歳児はいと可愛らしかったです。
あまりに可愛らしかったんで、娘に「早く子供を産んでちょうだい。お母さんが抱っこしてあげるから」と言ったら「たとえ産んでも、お母さんになんか絶対に抱っこさせてあげない」ですって・・・
はぁ、姑に抱っこさせないって言うのは聞いたことあるけれど、実の母親も抱っこさせてもらえないんですか・・・寂しいですね。あのふわふわの感触。忘れられません。しょうがないから、ここはおばはんがもう一人産んじゃいますか。あれ?子供ってひとりじゃ、産めないんでしったっけ!?産んだのが14年も前のことなんで、すっかり忘れていました(^_^;)


















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